マーク・モビアス氏の見解

マーク・モビアス氏の講演に参加しました

ジム・ロジャース氏は個人投資家に大変有名なのですが、マーク・モビアス氏に関しては

「知る人ぞ知るファンドマネージャー」だと思っていたのですが、当日の会場に到着してビックリ

ほぼ満席に近い状態となっていました。意外にも皆さん知っているんですね

この日はマーク・モビアス氏が約1時間の講演と対談コーナーがあったため、

とても期待していたのですが、講演は予定の1時間を大幅に下回る20分程度で

終了してしまいました

主催している企業側もマーク・モビアス氏の講演が20分程度で終了してしまったため、

さすがに焦った様子で講演直後、スタッフが緊急で集まって「これからどうしようか？」

といった様な打ち合わせをしていました（笑）。

その打ち合わせの甲斐があってか、予定外の質疑応答時間がもうけられ、

会場及びＷＥＢ中継を見ている投資家からの質疑を受けていました

この質疑応答時間は講演とは異なり、だいぶいろいろと話しをしてくれる様になったため、

とても面白く意見を聞かせてもらうことが出来ました

皆さんもきになるマーク・モビアス氏の見解についてですが、
多くのポイントでジム・ロジャース氏に近い見解を持っている様に感じました。

●中国に強気
●インドは役人の汚職が多いことが問題である
●コモディティに強気

ジム・ロジャース氏と意見が大きく異なる点は

ジム・ロジャースがコモディティに直接投資することに投資妙味がある

と言っていることに対して

マーク・モビアス氏はコモディティ産出国の株式に投資妙味がある

と言っていることですね。

他にも講演の中では

●ブラジルの株式市場は良かったが、だいぶ株価が上昇してしまっているため、
　大きく割安とは言い難い。もう値上がらないという訳ではなく、

　今まで上昇してきた様な上昇率にはならないと考えている。
　

●ラオス、カンボジアはさほど良くない。メコン川の周辺国ではベトナムが

　一番良い選択肢。

●ドバイの不動産は割安。

などなど

記憶にある内容を書いたつもりですが、また思い出したら記事にしてみたいと思います。